MVP発表 セは投手2冠の巨人・菅野、パは鷹・柳田 ともに2度目の栄冠
柳田は2015年以来、菅野は2014年以来、それぞれ2度目のMVP
日本野球機構(NPB)は17日、都内で「NPBアワード2020 supported by リポビタンD」を開催した。各賞の受賞者が発表され、今季最も活躍した選手に贈られる最優秀選手(MVP)にはセ・リーグは巨人の菅野智之投手、パ・リーグは4年連続日本一となったソフトバンクの柳田悠岐外野手が選ばれた。
柳田は今季、チームの主軸として1年を通して活躍。昨季は怪我の影響で長期離脱を経験していただけに、その悔しさを晴らす1年となった。119試合に出場して打率.342、29本塁打86打点の好成績を残し、チームを牽引。度肝を抜くような数々の本塁打も放ち、記録にも記憶にも残る活躍を見せた。柳田は2015年以来、2度目のMVP受賞となった。
2年連続のリーグ優勝を果たした巨人の菅野はエースとしてチームを引っ張った。今季はプロ野球史上初となる開幕戦から無傷の13連勝を達成。10月13日の広島戦(東京D)で連勝はストップしたものの、20試合に投げて14勝2敗、防御率1.97の好成績を残して最多勝と最高勝率のタイトルも獲得した。菅野も2014年以来、自身2度目のMVP受賞となった。