鷹・柳田悠岐が5年ぶり2度目のMVP 目指すは工藤監督超え3度目「次の目標」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】

今季の成績に胸を張る「パ・リーグの素晴らしいバッターに食らいつくような数字を残せた」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が今季のパ・リーグMVPに選出された。17日に行われた「NPBアワード2020 supported by リポビタンD」で栄冠を手にした。柳田は2015年にもMVPを受賞しており、自身2度目のMVPとなった。

 今季、チームの主軸として1年を通して活躍。昨季は怪我の影響で長期離脱を経験していただけに、その悔しさを晴らす1年となった。119試合に出場して打率.342、29本塁打86打点の好成績を残し、チームを牽引。度肝を抜くような数々の本塁打も放ち、記録にも記憶にも残る活躍を見せた。

 MVP受賞に際してオンライン会見に臨んだ柳田は「(昨年)優勝を逃してからこれが1番の目標だったのでそれが叶いました。(前回とは)全然違います。格別かなと思います。優勝しないと難しい賞だと思う。チームメートに感謝していますし、チームの中でMVPを争えるような数字を残したいと思っていた。選んでいただいてチームメートに感謝したい」と喜びを口にした。

 今季の自身の成績については「全部ですかね。パ・リーグの素晴らしいバッターに食らいつくような数字を残せた。去年は試合に出られていなくて、どれだけやれるかわからなかったので、試合に出て数字を残せたのは良かった」と胸を張った。

 来季は2年連続のリーグ優勝、そして5年連続日本一を目指すシーズンになる。「優勝を常にしたいですし、その中でいい活躍をしてまた選んでいただけるように。そこが1番の目標になるかなと思います。(欲しい賞は)またMVPですかね。監督が2回なんで3回目ですかね。次の目標ですね」と、工藤公康監督の現役時代を超える3度目のMVP受賞を目標に掲げていた。

(Full-Count編集部)

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