菅野智之は「ブルージェイズと3年25億円」 米メディアが大胆契約予想
すでに菅野に対しては複数球団が関心を示しているとされる
ポスティング制度を利用してメジャー移籍を模索する巨人の菅野智之投手。その去就には米国でも注目度が高まっている。米メディア「ブリーチャー・レポート」でも、FA市場の動向を伝える記事の中で「トモユキ・スガノが、大きな関心を集めている」と言及。具体的な契約予想も展開している。
新型コロナウイルスの感染拡大により、今オフはチーム関係者や代理人が一堂に介するウインターミーティングも中止に。対面でのミーティングができずに話し合い等はオンラインで行われることになり、FA市場は例年になくスローペースで進んでいる。
その中でも複数球団から高い関心を寄せられているのが菅野だ。「ブリーチャー・レポート」の記事では「トモユキ・スガノが、日本のリーグの読売ジャイアンツで8シーズン過ごした後にMLBに飛び込む準備をしている。日本のリーグでの好成績は必ずしも、MLBでの成功を意味するものでない。しかし、スガノについてスカウトたちは楽観視しているようで、すでに多くの球団が彼に興味を示している」と伝えている。
ESPNのジェフ・パッサン記者がブルージェイズやレッドソックス、パドレス、レンジャーズなどが関心を示していることを引用し「今年のナ・リーグのサイ・ヤング賞投手、トレバー・バウアーを除けば、先発投手のマーケットはとても層が薄いために、多くの球団が、海外の傑出した選手に賭けてみようと考えても驚きではない」とした。
記事では「ポスティングでのMLB球団との契約交渉期間は、1月7日までなので、それ以前に彼が契約することが予想される」とし、菅野がMLB球団と契約すると指摘。その契約先として「トロント・ブルージェイズと3年2400万ドル(約25億4000万円)」と予想していた。
(Full-Count編集部)