ゴールデングラブ賞発表 最多は鷹の4選手、中村晃と中田はパ内野手史上初の同票受賞
初受賞はパが中村晃、鈴木大、外崎、大田、セがビシエド
守備の名手に贈られる「三井ゴールデングラブ賞」の受賞者が18日、発表された。最多は4年連続の日本一となったソフトバンクの4選手が選ばれ、セ・リーグでは8年ぶりにAクラスに入った中日からの3選手が最も多かった。
パ・リーグでは千賀滉大投手、甲斐拓也捕手、中村晃内野手、柳田悠岐外野手が選出された。一塁手では中村晃と日本ハムの中田翔内野手が同票で選ばれた。パ・リーグ内野手での同票受賞は史上初。過去には外野手で、1987年の島田誠(日本ハム)と新井宏昌(近鉄)、2003年の柴原洋(ダイエー)と大村直之(近鉄)の2度あった。
日本ハムからは中田のほか、西川遥輝外野手、大田泰示外野手も選ばれて3人が受賞。西武からは外崎修汰内野手、源田壮亮内野手の二遊間が選ばれ、楽天からは鈴木大地内野手が選ばれた。初受賞は中村晃、外崎、鈴木大(2017年に二塁手で受賞)、大田の4人となった。
中日からはダヤン・ビシエド内野手、高橋周平内野手、大島洋平外野手の3人が選ばれた。ビシエドは初受賞となった。リーグ優勝を果たした巨人からは菅野智之投手、坂本勇人内野手の2人。広島からは菊池涼介内野手、鈴木誠也外野手の2人が選ばれ、菊池涼は受賞者で最長となる8年連続での受賞になった。二塁手での8年連続受賞は両リーグ通じて最長記録。ヤクルトの青木は9年ぶりの受賞となった。
セ・リーグではDeNA、パ・リーグではオリックスとロッテは受賞者がいなかった。