最も“空振りを奪う投手”トップ5は? 先発より救援に軍配、断トツは鷹モイネロ

オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

先発投手で最も空振りを奪うのはオリックスの山本由伸

○Contact%(30投球回以上に限定)
【パ・リーグ】
・先発
1 山本由伸(オリックス)70.1%
2 ドリュー・バーヘイゲン(日本ハム)71.2%
3 千賀滉大(ソフトバンク)71.8%
4 種市篤暉(ロッテ)74.2%
5 笠谷俊介(ソフトバンク)74.9%

・リリーフ
1 リバン・モイネロ(ソフトバンク)63.5%
2 山田修義(オリックス)67.3%
3 嘉弥真新也(ソフトバンク)69.2%
4 タイラー・ヒギンス(オリックス)69.7%
5 松井裕樹(楽天)71.5%

 パ・リーグの先発投手では最多奪三振のタイトルを獲得したオリックスの山本がトップで70.1%。これは打者がスイングした内、10球中3球は空振りすることを示してる。これに続いたのが日本ハムのバーヘイゲンで、3位は山本と最多奪三振を分け合った千賀。そしてロッテの種市、ソフトバンクの笠谷と続く。

 リリーフではソフトバンクのモイネロがダントツ。Contact%は63.5%で、これは12球団の投手でも抜きん出た数字だった。150キロを超える真っ直ぐに大きく曲がるカーブ、そして緩いチェンジアップを武器に、驚異の奪三振率を誇ったキューバ人左腕はやはりバットに当てるのは最も難しい投手のようだ。

 2位にはオリックスの山田が入り、ソフトバンクの嘉弥真、オリックスのヒギンスと続く。5位は楽天の松井となるが、松井は今季先発、中継ぎと双方で投げており、中継ぎだけであれば、数字はもっと高くなると考えられる。

セ・リーグの先発No1は巨人の戸郷翔征、リリーフは阪神の馬場皐輔

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