最も“空振りを奪う投手”トップ5は? 先発より救援に軍配、断トツは鷹モイネロ
セ・リーグの先発No1は巨人の戸郷翔征、リリーフは阪神の馬場皐輔
【セ・リーグ】
・先発
1 戸郷翔征(巨人)71.5%
2 大野雄大(中日)72.3%
3 今永昇太(DeNA)72.4%
4 梅津晃大(中日)74.2%
5 ヤリエル・ロドリゲス(中日)74.5%
・リリーフ
1 馬場皐輔投手(阪神)68.4%
2 清水昇(ヤクルト)68.5%
3 スペンサー・パットン(DeNA)70.3%
4 長谷川宙輝(ヤクルト)70.4%
5 ヘロニモ・フランスア(広島)70.5%
セ・リーグの先発でトップだったのは巨人の戸郷で71.5%。次いで沢村賞にも輝いた中日の大野雄が72.3%となる。戸郷はゾーン内コンタクト率を表す「Z-Contact%」は両リーグの先発投手で最も低かった。3位以下はDeNAの今永、中日の梅津、Y.ロドリゲスと続き、中日勢が3人ランクインした。
リリーフでは阪神の馬場がトップで68.4%に。僅差の2位にはヤクルトのセットアッパー清水が68.5%で入った。3位以下はDeNAのパットン、ヤクルトの長谷川、広島のフランスアと続く。ヤクルトは清水、長谷川とリーグで指折りの空振りを奪える投手を抱えていることになる。
セパ両リーグともに、5%前後、先発よりもリリーフの方が割合が低くなっている。やはり短いイニングに全力を注ぐリリーフの方が、先発投手よりも空振りを奪う割合も高くなるようだ。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。