DeNAのチア「diana」目指す女性たちの奮闘 “難題”オーディションに独占潜入

ハマスタは12球団トップの稼働率…満員でパフォーマンス披露する喜び

 ダンス経験者たちの人気を集める理由のひとつには、dianaにしか見ることのできない“景色”がある。ハマスタの2019年シーズンの座席稼働率は98.9%で12球団トップ。「ほぼ毎試合、満員のお客様に囲まれてパフォーマンスできるというのは、大きなやりがいになると思います」とdiana担当マネジャーは言う。

 今回のオーディションには約200人が応募。例年の1次審査は書類選考のみだが、今年はコロナ禍の影響もあって2次通過の人数を絞り込むためにダンス動画の撮影も課した。そのため総数は減ったが、「全体のダンススキルは例年以上に高かった」とも。感染予防を徹底しながらオーディションは進行していった。

 2次審査に進んだ約90人は、課題の振り付けを審査員7人の前で2度披露。審査本番のみマスクを外し、満面の笑みとハツラツとした挨拶でアピールした。審査員いわく「踊り出した瞬間にパッと輝く子や、目を引く子もいますからね」。たとえ課題の振り付けが完璧に踊れなくても、いかに華やかに自分らしく表現するかも選考ポイントのひとつだという。

 その日のうちに合格者が発表され、40人ほどが最終審査へ。自由演技と面接を行い、希望者には歌唱とアクロバットを披露する機会が与えられた。決定した今季のメンバー18人のうち、半数の9人が新加入。険しい道のりを経てつかんだ夢舞台で、新生dianaが全力のパフォーマンスを届ける。

【動画】妖艶なダンスを披露する参加者たち…DeNA「diana」オーディションの実際映像

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