菅野智之、メッツの大補強候補の1人に 地元紙の見る強みは「正確無比なコントロール」
「スガノと複数年契約を結ぶことで、将来的なローテーションの保証と層の厚みが与えられる」
ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を検討している巨人の菅野智之投手。すでに複数の球団が獲得に関心を示しており、争奪戦となりそうな様相だが、球団オーナーが変わり大補強を画策しているメッツも菅野獲りに関心を示しているという。
メッツが本拠地を置くニューヨークの地元紙「NYポスト」は「メッツは少なくともトモユキ・スガノの獲得を検討している」と、菅野に関心を示しているとレポート。アストロズからFAとなったジョージ・スプリンガー外野手やFA市場で最大の目玉であるトレバー・バウアー投手とともに菅野も補強候補にあると指摘している。
記事では「スガノは読売ジャイアンツという日本の“ヤンキース”でプレーしていたため、スガノに興味を持つ(MLB球団)幹部たちはビッグマーケットの球団が獲得において明らかに有利であると主張している」とし、大都市に本拠地を置く球団に利があると見る。そして「彼の強みは引き出しの多さと正確無比なコントロールだ」と菅野の特徴を紹介している。
また、メッツにとって菅野獲得は将来的な視点からも効果的だという。「スガノと複数年契約を結ぶことで、将来的なローテーションの保証と層の厚みがメッツに与えられることになる」。投手陣においてスティーブン・マッツ投手、マーカス・ストローマン投手、ノア・シンダーガード投手が来季終了後にFAとなるため、将来的なローテの厚みを確保できるとする。
現時点では「どの球団が彼を獲得するのかは世間的には分かっていない」とする「NYポスト」の記事。果たして菅野はどこに行くのだろうか。
(Full-Count編集部)