鷹・千賀、改めてポスティングでのメジャー挑戦希望伝えるも…「なかなか難しい」
ソフトバンクはポスティングでのメジャー挑戦を認めておらず、千賀は「状況は変わらない」
ソフトバンクの千賀滉大投手が26日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1億円増の年俸4億円で契約を結んだ。早ければ、来季中にも国内FA権を取得するが、複数年契約ではなく単年契約となった。(金額は推定)
早ければ、来季中に国内FA権を取得する予定の千賀。さらには、2022年度中には海外FA権を取得する見込み。かねてメジャーリーグ挑戦の希望を持っており、球団にはポスティングシステムによるメジャー挑戦についての話し合いを重ねてきた。
1時間を超えたこの日の交渉の席でもメジャーリーグ挑戦についての話し合いが多かったという千賀。ソフトバンクは基本的にはポスティングを認めておらず、その方針は変わらない。交渉を終えた千賀も「変わらないですね、状況は。なかなか難しいんじゃないかな、と思います」と語り、その表情は浮かなかった。
この日、同級生の日本ハム・有原航平投手がレンジャーズと合意したと伝えられた。それだけにより一層、早期のメジャー挑戦の思いは募っているようで「ここ数年は一緒にユニホームを着たり、同級生の(メジャー移籍の)話が多いので身近に感じる部分は結構強い。僕が思ったところでのところもあるので…」とも語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)