12球団“最速投手”は誰? ストレート平均球速で見る剛腕投手ランキング
日本人最速は西武平良で153.4キロ、先発投手の最速はソフトバンク千賀
上位5人は助っ人投手が占め、日本人の最速は西武の平良で平均153.7キロ。平良は全選手で6位に位置し、ロッテの澤村拓一投手が153.6キロで7位となる。8位は巨人のルビー・デラロサ投手で、やはり短いイニングを全力で抑えに行くリリーフ投手が上位を占める形になった。
先発で平均球速トップはソフトバンクの千賀滉大投手でアベレージは153.4キロ。これは全体では9位になる。先発投手で千賀に続くのは日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手の152.9キロ。オリックスの山本由伸投手は151.3キロで先発では千賀、バーヘイゲンに次ぐパ・リーグの先発では3位だった。
セ・リーグの先発投手で1位は中日のヤリエル・ロドリゲスで149.8キロ。これは全体で22位。日本人に限れば、巨人の菅野智之投手が148.9キロでトップとなり、全体では31位となった。なお、今季はリリーフでの起用が多かった藤浪は平均152.9キロ。20イニング以上投げている投手の中で12位となっている。
20イニング以上投げた投手の上位40人の内訳はセ・リーグ23人、パ・リーグ17人となる。セ・リーグ23人のうち先発投手は3人、外国人が12人。一方、パ・リーグの17人のうち先発投手は7人、外国人は9人となっている。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。