19歳・森敬斗は“ポスト梶谷”の期待大 細川、入江らDeNAの21年ブレーク候補は?
蝦名のプロ初本塁打がバックスクリーン直撃の豪快弾、入江&牧は開幕1軍入りが期待される
◯蝦名達夫外野手(2年目、24歳)
プロ1年目の今季は開幕1軍スタート。キャンプ序盤に負傷離脱したものの、6月の開幕にはチーム新人野手としては唯一の開幕1軍入りを果たした。6月下旬に抹消となったものの、9月上旬に1軍再昇格。代打でバックスクリーン直撃のソロ本塁打を放ち、初安打初打点をマークした。最終的に17試合出場して打率.143、1本塁打、1打点。外野手の定位置争いに割って入りたい。
◯入江大生投手(1年目、23歳)
作新学院高3年夏に3試合連続本塁打を放ち、今井達也投手(現西武)と共に全国制覇。明大進学後に投手に専念し、3年秋リーグ戦で防御率0.82をマークした。187センチと恵まれた体格で、直球の最速は153キロ。スライダー、カットボール、フォーク、カーブを織り交ぜる。まだまだ伸び代も期待できそうな右腕は、1年目から先発ローテーション入りが期待される。
◯牧秀悟内野手(1年目、23歳)
中大では昨春のリーグ戦で打率.400をマークして首位打者を獲得。昨夏には侍ジャパン大学代表に選出され、日米大学野球で4番を務めた右のスラッガーだ。3月上旬に三浦監督が率いたDeNA2軍とのオープン戦でも打力を見せつけた。今季チームは二遊間が固定されなかっただけに、1年目からチャンス十分。即戦力として定位置取りをアピールしたいところだ。
17年ドラフト3位の阪口皓亮投手は2軍でチーム2位タイの4勝、リーグ2位の防御率2.07をマーク。勝率.800はリーグ1位だった。プロ4年目となる宮本秀明外野手は今季イースタン3位の15盗塁。今季のチーム31盗塁はリーグワーストだったが、三浦監督のもとで才能を開花させる可能性もある。ベイスターズ一筋の生え抜き監督がどのような舵取りを見せるのだろうか。
(Full-Count編集部)