2021年達成しそうな投手記録は? 燕・石川や楽天・涌井…“Xデー”を大胆予想

楽天・涌井秀章とヤクルト・石川雅規(左から)【写真:荒川祐史、津高良和】
楽天・涌井秀章とヤクルト・石川雅規(左から)【写真:荒川祐史、津高良和】

40歳を迎えるソフトバンク和田は日本150勝まであと12

 2021年のプロ野球は、セパともに3月26日に開幕を迎える。各チームの状況やペナントレースの行方は早くも気になるところだが、合わせて気に留めておきたいのは個人記録。今季に達成が期待される投手部門の節目をみていこう。

○500試合登板
石川雅規(ヤクルト) あと13

 昨季は40歳で開幕投手を務め、15試合に登板。結果こそ2勝8敗、防御率4.48と振るわなかったが、先発陣の精神的支柱としての存在感は大きい。41歳を迎えるプロ20年目の今季は、500試合登板を視界にとらえている。120試合に短縮され、プロ入り後最少となった昨季並みの登板数でも、達成は可能。通常のシーズンと仮定して2019年のペースで先発マウンドに立っていけば、7月中旬にも節目を迎えるかもしれない。

○150勝 
涌井秀章(楽天) あと6

 昨季11勝を挙げ、史上初めて3球団での最多勝に輝いた涌井。故障なく開幕を迎えられれば、そう遅くない時期に150勝の節目を迎えることになりそうだ。昨季は、勝敗がつなかった1試合を除き開幕から8連勝。通常のローテーションで順調に勝ち星を重ねていけたなら、5月上旬のゴールデンウィークあたりに今季6勝目を挙げる可能性もある。

和田毅(ソフトバンク) あと12

 2018年、2019年はわずか4勝にとどまったが、昨季はシーズン通してローテを担い、16試合登板で8勝1敗、防御率2.94をマークして復活を証明した。40歳を迎える今季、シーズン12勝は高いハードルにも思えるが、故障なく登板数を重ねられればシーズン最終盤に届く可能性もある。一方、メジャーでは5勝を挙げているため、日米通算ではあと7勝となっている。

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