チームの躍進に繋がる若手の台頭 2021年、ブレーク期待の12球団の新星は?

ソフトバンクの杉山は千賀も認めるポテンシャルの持ち主

DeNA:森敬斗内野手
 桐蔭学園高から2019年ドラフト1位で加入。昨季はイースタン・リーグ58試合に出場して打率.210、2本塁打、13打点だった。10月下旬には1軍デビューを果たした。俊足で潜在能力も抜群。“ポスト梶谷”としてリードオフマンへの期待がかかる。

広島:小園海斗内野手
 ルーキーイヤーの2019年は59試合に出場し打率.213、4本塁打16打点をマーク。2年目の昨季は1軍出場わずか3試合に終わった。それでも、2軍では66試合で打率.305、1本塁打20打点、11盗塁と結果を残した。FA権を行使せず残留した田中広の“壁”を乗り越えることはできるか。

ヤクルト:奥川恭伸投手
 3球団競合の末、2019年のドラフト1位で入団。1年目の2020年は2月の新人合同自主トレで右肘に炎症を起こして出遅れたものの、イースタン・リーグでは7試合に登板し1勝1敗、防御率1.83、自己最速タイの154キロも計測した。将来のエース候補としてかかる期待は大きい。

○パ・リーグ
ソフトバンク:杉山一樹投手
 2018年ドラフト2位で入団した大型右腕。昨季終盤に1軍で戦力となり、11試合に登板して0勝0敗1ホールド0セーブ、防御率2.16をマークした。最速157キロを誇る剛腕で潜在能力は千賀が絶賛するほど。来季は1年を通して1軍での活躍を期待したい。

ロッテ:古谷拓郎投手
 千葉・鎌ヶ谷市出身で習志野高でエースだった地元期待の星。2018年ドラフト6位で入団し、昨季は2軍で7試合に登板して2勝2敗、防御率2.97と成長を遂げた。1軍デビューも果たし、今季は先発ローテ入りの期待がかかる投手の1人だ。

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