TJ手術の元守護神や19年開幕投手左腕も…中日、今季復帰が期待される選手たちは?

中日・福田永将(左)と又吉克樹【写真:荒川祐史】
中日・福田永将(左)と又吉克樹【写真:荒川祐史】

福田は16年から続けていた2桁本塁打がストップ

○笠原祥太郎

 昨季は開幕から出遅れ、7月にも右内腹斜筋損傷で離脱。終わってみれば、プロ入り4年目で初めて1軍登板なしに終わった。2019年には開幕投手も務めたが、もともと症状のあった不整脈の治療でシーズンを全うできなかった。チームにはエース大野雄に続く左腕がいない状況で、チャンスなのは事実。状態を整え、一皮剥けるきっかけをつかみたい。

○又吉克樹

 昨季は開幕直後に故障で抹消され、1軍復帰したのは9月。リリーフとして自己最少の26試合登板にとどまったが、結果としては4勝0敗7ホールド、防御率2.77と存在感は示した。プロ1年目の2014年から3年連続60試合以上に登板してブルペン陣の中心にいた働き屋も、先発挑戦など試行錯誤を経て今季8年目。勝利の方程式としてのフル回転が期待される。

○福田永将

 昨季は開幕スタメンに名を連ねるも、9月には右脇腹を痛め、10月には左肩を脱臼。64試合出場で、打率.246、5本塁打、24打点。2016年から続けてきた2桁本塁打もストップした。三塁は高橋周、一塁はビシエドが盤石な中、狙うなら左翼。14年ぶり古巣復帰の福留や新助っ人のガーバーらとの争いに勝てるか。

(Full-Count編集部)

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