西武ドラ1渡部、増量した体重118キロを球団から指摘「甘いものは控えるように」

「テレビで見るよりデカく見えた」中村は公称102キロ

 入寮後、球団サイドから「米を摂り、甘い物は控えるように」と指示されたという。連日のマシン打撃では、「まだマシンに慣れていないので打ち損じが多い。しっかり捉えられるようにしないと」と悪戦苦闘中。本人は「体重は10日に始まる新人合同自主トレで絞られると思う。楽しみです」とあまり意に介していない様子だが、「寮のご飯はすごくおいしい」とも語り、減量につながるかどうかは微妙だ。

 ロッカーが隣の主将・源田からは「どすこ~い!」と声をかけられた。プロ20年目の「おかわり君」こと中村にもあいさつし、「テレビで見るよりデカイ」と感じたというが、公称の体重で言えば、中村は102キロに過ぎない。もちろん結果が出るのであれば、何キロあろうが文句は言われないはずだ。

「1軍の投手に対応することが、いま1番の目標。マシン打撃でイメージを作りながらやっていきたい。自分のペースで焦らず、ケガをせず、いい状態でキャンプに入りたいです」と渡部。最終的には「1番獲りたいタイトルは本塁打王。そこを目標にやっていきたい」とぶち上げた。

 研修会ではSNS活用にあたっての注意喚起もあり、「炎上しないように、気をつけてやっていきたい」と話したが、この日の報道陣とのやり取りでも、巧みな話術を披露し何度も笑いを誘った。今後、そのコメント力でもファンの心をつかむのは間違いなさそうだ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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