ロメロのオリ復帰、“出戻り”助っ人は活躍? デストラーデら愛された外国人たち

シコースキーは2008年に54試合に登板するなど復帰してもリリーフとしてフル回転

○フェルナンド・セギノール(オリックス)
2002年 89試合 打率.204、23本塁打47打点
2010年 11試合 打率.189、0本塁打3打点

 2002年にオリックスに入団すると2試合連続、プロ野球史上初のシーズン3度の両打席本塁打を達成。23本塁打と長打力も見せたがオフに自由契約となり1年で退団。その後はヤンキース、日本ハム、楽天などを経由して2010年のシーズン途中にオリックスに復帰。だが、0本塁打と活躍できずに再び1年で退団となった。

○ジェイソン・スタンリッジ(ソフトバンク)
2008年 3試合 0勝2敗、防御率7.62
2014年 26試合 11勝8敗、防御率3.30

 2007年のシーズン途中にソフトバンクに入団。リリーフ、先発としてフル回転し7勝を上げたが2008年は故障もあり0勝に終わり退団。その後はマーリンズ、阪神を経て2014年にソフトバンクに復帰。先発の一角としてローテを守り11勝を挙げチームの日本一に貢献した。その後はロッテでもプレーし2018年に現役を引退。

○ブライアン・シコースキー(ロッテ)
2003年 47試合 4勝6敗1セーブ、防御率3.16
2008年 54試合 5勝1敗13ホールド1セーブ、防御率2.23

 150キロを超える豪腕を武器に2001年シーズン途中にロッテに入団。中継ぎとしてフル回転し2003年も47試合に登板したがオフに自由契約となり退団。その後は巨人、楽天、ヤクルトを経由して2008年にロッテに復帰。勝利の方程式として54試合に登板し防御率2.23の成績を残した。2010年に西武に移籍し2013年に西武に復帰を果たしたが怪我で1軍登板なく退団している。

○フランシスコ・カラバイヨ(オリックス)
2011年 4試合 打率.091、0本塁打0打点
2015年 64試合 打率.252、12本塁打35打点

 BCリーグで結果を残し2010年シーズン途中にオリックスに入団。同年は36試合の出場ながら7本塁打と長打力を発揮したが2011年は春季キャンプで左手首を手術。わずか4試合の出場に終わり退団。その後は再びBCリーグでプレーし2015年シーズン前にオリックスに3年ぶりに復帰。シーズン序盤は4番を務め5月までに11本塁打と絶好調だったがその後は打撃不振に陥り、2軍暮らしが続き1年で退団となった。

 この他にも西武、楽天、オリックスの3チームに出戻りしたホセ・フェルナンデス氏や、近鉄、巨人、オリックスでプレーし2度“バファローズ”のユニホームを着たタフィ・ローズ氏も活躍している。

(Full-Count編集部)

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