通算179発・韓国NC羅成範、MLB移籍ならず 敏腕ボラス氏もポスティング不成立

韓国NCダイノスのナ・ソンボム【写真:Getty Images】
韓国NCダイノスのナ・ソンボム【写真:Getty Images】

昨季は130試合に出場して34本塁打、112打点、打率.324をマーク

 ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を模索していた韓国プロ野球のNCダイノスに所属する羅成範(ナ・ソンボム)外野手について、10日に交渉期限を迎えてポスティングが不成立になったと伝えられた。

 米最大の移籍情報サイト「トレードルーマーズ」が「羅成範は、NCダイノスに戻る」との記事を掲載。韓国のスポーツ放送局「SPOTV」が伝え、「ファングラフス」や「ジ・アスレチック」の元記者で、元KBO球団職員のキム・スンミン氏がツイートした。

 31歳の羅は、敏腕代理人スコット・ボラス氏と契約して移籍先を探していたが、記事では「彼のポジションであるコーナー・アウトフィルダーは、選択肢が比較的多く、競争の激しいポジションであった上に、彼が2019年に膝の怪我をしたこと、そして、彼の年齢が、彼の売り込みに複雑な影響を与えたかもしれない」と指摘。コロナ禍で迎えた今オフというのもあり「とても厳しく、球団にとって、彼は不確かすぎたかもしない」と綴った。

 羅は2013年にNCダイノスでプロデビュー。1年目は打率.243、14本塁打だったが、翌年からは5年連続打率3割、20本塁打をマーク。2016年までは3年連続100打点以上で、2015年は135打点を稼いでいる。2020年は130試合に出場し、34本塁打、112打点、打率.324をマーク。通算8シーズンで937試合出場、打率.317、179本塁打、729打点を記録している。

(Full-Count編集部)

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