DeNAドラ1入江がプロ初のブルペン25球 同僚左腕称賛「いい球いってました」
立ち投げで直球のみ25球「早い段階で仕上げてアピールしたい」
DeNAのドラフト1位、入江大生投手(明大)は13日、神奈川・横須賀市内の球団施設「DOCK」で行われた新人自主トレで初のブルペン入り。多くの球団関係者が見守る中、立ち投げで直球のみ25球を投げた。「傾斜を使っての指先の感覚、体重移動を確認したかった。その2つが確認できて良かったと思います。やりたいことは出来ました」と振り返った。
ドラフト5位の池谷蒼大投手もブルペン入り。投球練習後、入江は1歳年下の左腕から「いいボールがいってました」と声をかけられたという。「最初なので、あまり力みすぎず投げることが出来たと思います。プロの練習ができているので、体にはいい刺激が入ってレベルアップが出来るかなと思います。ほどよい緊張感で投げることができた」と表情を緩めた。
明大時代のブルペン入りは例年2月から。早めの調整は開幕1軍への思いの表れと言える。「開幕1軍、1年間1軍に居続けることを目標にしている。早い段階で仕上げてアピールしたいと思っています」。捕手に座ってもらっての投球練習は2月からを予定している。先発ローテ入りが期待される即戦力右腕がアピールを続けていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)