大谷翔平の年俸調停は「非常に困難」 初の“二刀流”で審理に前例なし
「オオタニのような起用をされた選手は一人もいないから」
大谷は二刀流復活が期待された昨季、7月26日(同27日)の敵地アスレチックス戦で693日ぶりに投手復帰。だが、8月3日(同4日)に右屈曲回内筋群の損傷と診断されて打者専念を余儀なくされた。投手ではわずか2試合登板、0勝1敗、防御率37.80。打者としても苦しみ、44試合出場で打率.190、7本塁打24打点と不本意な成績に終わった。
過去2年から打撃面で大きく成績を落としたことから、記事では「それだけでも、彼の価値の査定を非常に困難なものにするだろう。彼の投手としての要素を抜きにしてもだ」と言及。さらには復帰を目指す投手としての査定も加わるために、その評価をより一層難しくしているという。
「オレンジカウンティ・レジスター」は「裁定人が審理する際、彼らは前例を頼りに出来ない。その理由は、ベーブ・ルースがプレーして以来、オオタニのような起用をされた選手は一人もいないからだ」と、大谷の評価の難しさを強調する。果たして、どういう形で決着するのか。
(Full-Count編集部)