東海大新監督に井尻陽久氏 アトランタ五輪日本代表コーチ、2・1活動再開
東海大HP「学生生活全般における指導をより一層強化し、再発防止に努めていく所存」
昨秋に硬式野球部員による大麻使用が明らかになった東海大は18日、同部の新監督にOBの井尻陽久氏、新部長には内山秀一氏がそれぞれ就任すると発表した。
井尻氏は故・原貢監督のもと、東海大相模3年夏の甲子園で全国制覇を経験。東海大を経て日本生命では85年に都市対抗優勝に貢献した。89年から同社の野球部監督を務め、90年に日本選手権、92年に都市対抗を制覇している。96年のアトランタ五輪で日本代表コーチを務め、現在は公益財団法人・日本野球連盟で常務理事などを務めている。
東海大硬式野球部は日本学生野球協会からの対外試合禁止処分が1月17日に解除され、2月1日から活動再開する。東海大は公式ホームページで、「今後は新指導体制のもと、学生生活全般における指導をより一層強化し、再発防止に努めていく所存です。併せて、本学の全学生に対しても各種ガイダンスや学生個人向けポータルサイト等を利用し、コンプライアンスの徹底に向けた注意喚起を継続して行ってまいります」としている。
(Full-Count編集部)