通算324勝の大投手サットン氏が死去 ドジャースなどで活躍、98年に殿堂入り
サットン氏が現役時代に背負った背番号「20」はドジャースの永久欠番に
ドジャースなどで通算324勝をマークした殿堂入り投手のドン・サットン氏が19日(日本時間20日)、死去した。米メディアが一斉に報じた。75歳だった。
1964年にドジャースと契約したサットン氏。1966年にメジャーデビューし、いきなり12勝をマークすると、そこから1982年まで驚異の18年連続2桁勝利。1980年には最優秀防御率のタイトルに輝き、4度のオールスター出場を果たした。
1981年にアストロズに移籍し、その後はブルワーズ、アスレチックス、エンゼルスと渡り歩き、1988年にドジャースに復帰。同年に引退するまで24年間のメジャー生活で22度の2桁勝利を記録した。現役通算774試合に登板し、324勝256敗、防御率3.24だった。
引退後はブレーブスのテレビ中継解説や実況アナウンサーを務め、1998年にはアメリカ野球殿堂入り。ドジャースではサットン氏が現役時代に背負った背番号「20」を永久欠番としている。
(Full-Count編集部)