名捕手モリーナが“投手デビュー” MLB公式「球団が声をかけてくるかも」
大量ビハインドの展開で9回にマウンドに上がったモリーナ
カージナルスからFAとなっている名捕手ヤディアー・モリーナ捕手が、母国プエルトリコのウインターリーグで投手デビューを果たした。MLB公式サイトなどが伝えている。
現在、プエルトリコのウインターリーグでアテニエンセス・デ・マナティの一員としてプレーしているモリーナ。プレーオフ準決勝のインディオス・デ・マヤゲス戦で「3番・DH」でスタメン出場すると、12点差をつけられた9回にマウンドに上がった。
モリーナはソロ本塁打を浴びるなど、1イニングを投げて2安打1失点という内容だったが、MLB公式サイトでは「ソックスを高く上げ、笑みを浮かべたモリーナは、38歳という年齢でプロキャリア初の登板を果たした。モリーナはそれでもいい投球をした」と、名捕手の初登板をレポートした。
現在はFAとなっており、今季の去就が決まっていないモリーナ。自身はカージナルス残留を望んでいるものの、まだ交渉はまとまっておらず、同公式サイトは「モリーナがFA市場にいる中、もしかするとキャッチャーとリリーバーの両方に関心を持っている球団が声をかけてくるかもしれない」と冗談まじりに伝えていた。