DeNA南場オーナー、三浦新監督にV指令 「待てば待つほど思いは強くなります」

DeNA・南場智子オーナー(前列中央)と新人選手たち【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
DeNA・南場智子オーナー(前列中央)と新人選手たち【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

「“発信”は横浜DeNAベイスターズの伝統で大切にしていること」

 DeNAの新人選手8人(育成2人を含む)が20日、都内のDeNA本社を訪問した。球団では毎年恒例となっているもので、ルーキーたちはまず、球団オーナーで本社代表取締役会長の南場智子氏と名刺交換。約45分間にわたって同オーナーの講義を受けた。

 大半の新人にとって初体験となる名刺交換は、緊張感ありありだったが、南場オーナーは「毎年手が震える選手も多いけれど、初々しくていいと思います。作法以上に相手への敬意が大事。今回はそれが伝わってきたので100点!」と高く評価した。

 おりしもこの日、球団は2月1日から1軍が沖縄県宜野湾市、2軍が同県中頭郡嘉手納町で行う春季キャンプを、当面無観客で実施すると発表した。今年のルーキーは例年にない異常事態の中で、プロ生活のスタートを切ることになる。南場オーナーは「ファンに見ていただいてこそのプロだが、それを実感しにくい状況」と同情しつつ、「目の前には見えなくても、常にファンの存在を忘れず、自覚を持って行動してほしい」と求めた。

三浦新監督には「勝った日も負けた日もしかり発信は続けてほしい」

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