鷹・柳田悠岐が自主トレ公開 本塁打量産へ取り組む「永遠のテーマ」とは?
「ホームランになる角度はある程度は分かるんで、そのイメージに持っていけるか」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が27日、福岡・筑後市内のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で自主トレを公開した。
2月1日のキャンプインに備えて、この日はファーム施設で練習を行った柳田。自主トレ、キャンプに向けて取り組む課題として「さらにボールの角度、打球の角度は考えて練習しました。ホームランになる角度、その角度に確率よく持っていけるかという部分ですかね」と、打球角度をイメージしながら練習に取り組んでいるという。
「ホームランになるような角度はこれくらいと、ある程度は分かるんで、そのイメージにどれだけ持っていけるか。イメージ通りに操作できるか。常に思ってやっていますけど、それが難しくてできないだけで、永遠のテーマと思ってやっています」と、柳田自身も“永遠のテーマ”という打球の角度。これまで数々の驚愕の本塁打を放ってきた柳田だけに「タイミングを崩されても、芯で捉えて、角度さえ良ければ、ワンチャンスあるかな」という。
昨季は打率.342、29本塁打86打点をマークし、最多安打のタイトルを獲得した柳田。球界屈指の強打者として名を馳せているが、柳田自身は「(自分を)ホームランバッターとは思ってないです」とサラリ。「だんだん経験することによって色々、自分の中で『こうやったらこう打てる』という引き出しは増えているんで、それをさらにレベルアップしたいな、という感じですね。こだわりというか、ホームランが1番面白いんで、ホームランを打てるように努力しますけど、そんなに甘くないよ、という感じです」と語り、今季に向けた更なるレベルアップを誓っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)