楽天復帰の田中将大、東京五輪に意欲「出たい。金メダルを取りたいと思っている」
コロナ禍で延期され舞い込んだチャンス「選ばれたなら断る理由なんてない」
ヤンキースからFAとなり古巣・楽天入りした田中将大投手が30日、都内で入団会見を行った。会見には三木谷浩史オーナー、立花陽三オーナー代行、そして石井一久GM兼監督が同席。8年ぶりに日本球界復帰となった右腕は「震災から10年という年でその中で初めてFAとなりチームを選べる立場になった。10年という数字は自分にとって意味のあるタイミングと思ったので、今回の決断に至りました」と理由を語り、今夏の東京五輪出場にも意欲を見せた。
スーツ姿で会見場に姿を見せた田中。8年ぶりの日本球界復帰、古巣・楽天入りを決めた理由について「今シーズン、震災から10年という年でその中で初めてFAとなりチームを選べる立場になった。10年という数字は自分にとって意味のあるタイミングと思ったので、今回の決断に至りました」と明かした。
日本での登板を待ちきれない様子で「とてもワクワクしている。日本の野球ファンの方の前で投げられるワクワクが抑えられない状態。成長した姿を見せたい」と意気込みを口にした。
コロナ禍で1年延期され、今夏開催される予定の東京五輪については「自分は出られないと思っていた中で延期になって、出るチャンスがあるということなので、選ばれたなら断る理由なんてない。出たいと思っている。北京五輪に出ましたけど、悔しい思いをしてます。自国開催ですし、金メダル取りたいと思っている」と見据えた。
(Full-Count編集部)