無観客キャンプ、選手らはどう感じた? 「いつもと違うのは当然」「やっぱり寂しい」
DeNA三浦監督「いつもと違うのは当然のこと」
ファンとの触れ合いは“球春到来”の風物詩でもあり、ソフトバンクの中村晃外野手は「今まではファンの人がたくさんいて、その中でプレーできましたけど、やっぱり寂しいなという感じですね」と例年との変化を語る。
DeNAのキャプテン佐野恵太外野手も「ファンの方に見られていると、より頑張らないといけないなというのが強く思います。しっかり活躍した姿を見せられるように、観客が入った時に頑張りたいなと思います」と先を見据える。1軍指揮官として新たなスタートを切った三浦大輔監督は「初めての無観客キャンプですから、いつもと違うのは当然のこと。仕方がないことですが、その分、球団のSNS、ネット配信、マスコミの方に選手の声を届けてもらいたい」と求めた。
一方、楽天の涌井秀章投手は「みんな多分同じことを言うと思うので、あえて違うことを言います。キャンプは自分のことをやる期間なので、誰の目も気にせず自分のことに集中するにはいいのかなと思います」と独特の見解で前向きに解釈。もちろん「寂しい気持ちもありますけどね」と付け加えた。
メディアを通じて練習の日々を伝えながら、3月26日の開幕へと準備を整えていく各球団。再びファンの目の前で勇姿を見せる瞬間を心待ちに、2月を過ごすことになる。
(Full-Count編集部)