永久欠番【意外と知らない野球用語】
永久欠番
球界で多くの実績を残した選手の栄誉を称え、そのチーム内で他の選手が使用することができなくなる番号。MLBでは、Retired Numberと呼ばれる。日本では1947年に巨人の4番(黒沢俊夫)と14番(沢村栄治)が初めて永久欠番に指定された。巨人では他に王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」、川上哲治の「16」、金田正一の「34」が欠番になっている。
また、偉大な功績を残した選手がチームを去ったとき、一定期間欠番にすることを「準永久欠番」や「名誉番号」と呼ぶことがある。復帰した時に備えて欠番にする場合(楽天・田中将大の「18」など)や、前田智徳から鈴木誠也に引き継がれた広島の「1」のような、相応しい選手が現れるまで欠番にする場合などがある。