出塁率【意外と知らない野球用語】

出塁率

 打者の出塁割合を示す評価指標のひとつ。アメリカではOBP(On-base percentage)と表記される。計算式は「(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)」で表される。犠飛を打った場合や、失策で出塁した際は出塁率が下がる。一方、犠打は打者がアウトになることが前提であるため、出塁率は下がらない。

 NPBで、年間最優秀の出塁率を収めた選手に贈られるタイトル「最高出塁率」は、1985年から現行制度の計算式で表彰されている。セイバーメトリクスが広まってから、より重要視されるようになり、打者の能力を表す指標であるOPSにも出塁率が用いられる。

「野球用語辞典」トップへ戻る

RECOMMEND