統一球【意外と知らない野球用語】

統一球

 2011年から導入されたNPBの公式球。2010年時点では、各球団がミズノ、アシックス、ゼット、久保田の4社の製品からそれぞれ選択していたが、全球団でミズノ社製に統一された。

 当時のNPBコミッショナーが主導し、国際大会に基準を合わせることを目的として導入。シーズンでは本塁打が減少して多くの打者が苦しんだ中、中村剛也(西武)は2011年に自己最多タイの48本塁打を放ち、最多本塁打のタイトルを獲得した。

 統一球は反発係数を0.4134~0.4374と設定したが、2013年にその反発係数に満たない“飛ぶ球”が使用されていることが発覚するなど問題となった。

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