DRS(Defensive Runs Saved)【意外と知らない野球用語】
DRS(Defensive Runs Saved)
同じ守備機会を同じポジションの平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標。平均的な守備者は0となるが、優秀な守備者は+10や+20などの数値を残す。アメリカのデータ会社であるBaseball Info Solution社によって算出されている。
同様の守備に関する指標に「UZR(Ultimated Zone Rating)」がある。算出方法や考え方に大きな違いはないが、DRSは投手、捕手も算出できる点で異なる。FanGraph社が算出するfWARではUZRを、Baseball-Reference社が算出するrWARではDRSが用いられている。