DeNAドラ1入江、初日ブルペンに他球団007が警戒「力のある球、いい角度、要注意」

キャンプ初日からブルペン入りしたDeNA・入江大生【写真:小谷真弥】
キャンプ初日からブルペン入りしたDeNA・入江大生【写真:小谷真弥】

入江の球を受けたプロ4年目・山本「ベイスターズに似たタイプはいない」

 DeNAのドラフト1位、入江大生投手が1日、沖縄・宜野湾で行われた春季キャンプでブルペン入り。捕手が座った状態で直球のみ28球を投げた。「ユニホームを着て初めて練習して、念願だったプロ野球選手になれたんだと再確認したのと同時に、やる気がフツフツと出てきた。そこを抑えて今日は練習しました」と初々しく振り返った。

 三浦大輔監督だけでなく、南場智子オーナーが見守った。「自分の中では7、8割で投げたつもり。振り返ってみると、ちょっと力が入っていた部分はあるのかなと思います」と自然と力の入った投球になってしまったようだ。先発ローテーション入りを期待される即戦力右腕。球を受けたプロ4年目の山本祐大捕手は「角度、手元の強さが良かった。背が高い分、角度がある。そして手足が長い印象。ベイスターズに似たタイプはいないと感じました」と目を細めた。

 他球団からも鋭いチェックが入った。明大の先輩で中日・前田新悟スコアラーは「初日から力のある球を、いい角度から投げていた。要注意です。さすがドラフト1位という印象でした。あとはどんな変化球を持っているか」と、新人王候補として警戒を強めた。

 2011年からの10年間でDeNAからは15年の山崎康晃、18年の東克樹の2投手が新人王を受賞。入江と同じ明大出身選手からは12年の広島・野村祐輔投手、16年の阪神・高山俊外野手、20年の広島・森下暢仁投手の3人が新人王を獲得している。「チームの雰囲気になじめるように第1クールはやっていきたい。それから自分をアピール出来たらなと思います」と入江。まずは先発ローテへアピールしたいところだ。

(Full-Count編集部)

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