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目標は「NPBへの復帰」 可能性低くても…元燕・由規があえて口にした理由

2020年シーズン限りで楽天を退団した由規投手が、ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズと契約し、先日、入団会見を行った。登録名は「13」年間慣れ親しんだ“由規”。背番号は初めてつける「18」。チームとの契約は会見に先立ち、13時18分に結んだ。ヤクルト時代に長年付けていた「11より、体型的には合っていると思います」と笑ったその顔からは、野球を続けられる喜びが多く伝わってきた。

ヤクルト時代から応援している由規ファンも多い

 会見場には、ヤクルト時代から由規を応援しているファンも姿を見せた。「怪我のリハビリで投げられない間も声援を送ってもらえたことがどれだけ自分の力になったかわからない。また観に行きたいと思われるような選手になるためにも、試合はもちろんサインや交わす言葉などもすごく大事にしている」と以前から語っているように、埼玉武蔵での新しいファンとの出会いや、これまでにないファンサ―ビスから得られるものもきっと大きいだろう。

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 NPBに復帰することが目標、と宣言することにより、独立リーグのために戦うという意識ではないのか、という声もごくわずかだが聞こえる。しかし、BCリーグの理念が“野球を通じて、地域の方々に夢と感動を与える”であるように、どの場所であっても、どんなものでも夢を持ち、叶えるために自分のできる事を諦めることなくやり通すことは確実に誰かの心を動かし、影響を与えるはずだ。

 その夢が、由規の場合はNPB復帰なのである。辛くても苦しくても、その頑張る過程を見せることができる人は強い。今季はまだ新型コロナの影響もどこまで出るかわからない。これまでとは違う環境に戸惑うこともあるかもしれない。それでも由規ならきっとやってくれる、と思わせてくれるのは、様々な苦難を乗り越え継続する力を見せてくれるからだ。

 こんな今だからこそ、地域の子どもたち、ずっと応援してきてくれたファンの方たち、さらには日本全国の人たちに、戦う姿を見せるため、由規はマウンドに上がる。

(新保友映 / Tomoe Shinbo)

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