田中将大「ちょっと外れてますか?」 ブルペン54球で審判にストライクゾーン確認
金武キャンプ合流後2度目のブルペン入り、下妻と積極的にコミュニケーション
本番モードに近づいた。楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手は9日、沖縄・金武キャンプ合流後2度目のブルペン入り。下妻貴寛捕手を相手に立ち投げで9球、座った状態で54球を投げ込んだ。
捕手が座ってからは伊志嶺ブルペン捕手を左打席、右打席、また左打席へと交互に立たせた。審判3年目の22歳、西沢一希審判員が“球審”としてストライク・ボールを判定。田中将が球審に「ちょっと外れてますか? 低い?」などと8年ぶりとなる日本のストライクゾーンを確認する一幕もあった。下妻が「(ボールと判定されたのは)キャッチングのせいです!」と頭を下げると、田中将は「そんなことない。ボールはボールやから」と返答。コミュニケーションも弾んだ。
ストレートに加え、カーブ、スライダー、スプリット、カットボール、ツーシームと変化球を一通り投げ、コースも事前に予告。終了後には、下妻にキャッチングなどについてアドバイスを送る場面もあった。