楽天石井GM兼監督が対外試合初采配で白星 若手打線が躍動で井口ロッテに快勝
先発ローテ候補の2年目瀧中が2回1安打無失点
今季から指揮を執る楽天・石井一久GM兼監督が13日、キャンプ地の沖縄・金武町で行われたロッテとの練習試合に8-3で勝ち、就任初采配を白星で飾った。
開幕ローテ入りを狙う2年目の瀧中瞭太投手が先発し、2回を1安打無失点に抑えた。楽天の今季の先発ローテは8年ぶりに復帰した田中将をはじめ、涌井、岸、則本昂、ドラフト1位ルーキーの早川ら豪華な顔ぶれがそろっているが、ルーキーイヤーの昨季、8試合に先発して2勝(1敗)を挙げた瀧中にも石井監督は「(先発の)5、6番手を争う存在。6回3失点に持ち込める力のある投手だと思う」と期待をかけている。
打線も3回に小郷の中前適時打、和田の適時二塁内野安打、石原の左中間を破る適時三塁打で3点を先行。その後も着々と加点した。「全体的に仕上がりが速い。実戦の中で課題をクリアしていってほしい」という石井監督の期待に応える戦いぶりだった。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)