「高く上がっていた足が…」坪井ミサトが見たロッテ佐々木朗希の2年目の変化
藤原&安田らのフリー打撃で成長も実感
昨年、見ていたからわかる変化を、番組内で届けた。佐々木朗だけでなく、ほかにも変化が目に留まる選手もいた。
「佐藤(都志也)選手は練習量が増えましたし、高部(瑛斗)選手は体が一回り大きくなった気がします。1年間で体がここまで大きくなるんだなと驚きました。横山(陸人)投手も同じ。体がすごく大きくなっていて、ブルペンに入った時は誰かわからなかったくらいです」
2年目戦士たちだけでなく、藤原恭大外野手や安田憲尚内野手のフリー打撃の打球には目が釘付けになった。昨年よりも打球の飛距離が出ていることはすぐに分かった。和田康士朗外野手や福田光輝内野手が必死にボールを喰らい付いている姿も印象的だった。
「昨年よりも練習内容は変わっていますし、練習量も全然違います。中身も濃くなっていますし、練習時間も長くなっていました。選手一人ひとりの意識の高さも変わっているように感じました」
キャンプ前に制作した自作の選手名鑑にメモを書き込み、味のあるノートが出来上がった。今季のロッテの戦いが「楽しみで仕方ありません」と心が躍るほど、キャンプの充実ぶりが感じ取れる。1軍は12日に石垣キャンプを打ち上げ、13日に沖縄本島へ移動。いよいよ練習試合などの実戦を経て、開幕へ向かっていく。実りの秋、優勝の文字を書き込んだこのノートが、記念の一冊になることを坪井さんは願っていた。