千賀は初ブルペンで153キロ、柳田も屋外打撃再開 鷹の主力トリオが調整の段階上げる

ソフトバンクの柳田悠岐、千賀滉大、東浜巨(左から)【写真:福谷佑介、球団提供】
ソフトバンクの柳田悠岐、千賀滉大、東浜巨(左から)【写真:福谷佑介、球団提供】

柳田は屋外でのフリー打撃で93スイング、東浜もブルペンで初の投球練習

 ソフトバンクの宮崎キャンプ第4クール最終日となった16日。これまでリハビリ組で調整を続けてきたチームの柱である柳田悠岐外野手、千賀滉大投手、東浜巨投手が一斉に調整の段階を一段階上げた。

 まずは柳田だ。両アキレス腱のコンディション不良でリハビリ組スタートとなっていた主砲はキャンプで初めて屋外でのフリー打撃を実施。今宮健太内野手とともに打撃ケージに入ると、打撃投手を相手に40スイング、マシンを相手に53スイング、計93スイングし、右翼防球ネットを超えていく場外弾も放った。

 両アキレス腱のコンディション不良で出遅れていた千賀はキャンプで初めてブルペン入り。捕手を立たせたままで15球を投げ込んだ。まだまだ調整段階ではあるものの、最速153キロをマークし、力強いボールを投じていた。

 昨年12月下旬に新型コロナウイルスに感染し、調整が遅れていた東浜もキャンプ初のブルペンでの投球練習を実施。こちらは軽い投球で、傾斜を確認する程度だったものの、第5クール以降に本格的なブルペン投球を再開する見込み。キャンプも折り返しを過ぎたところだが、ようやく中心選手の調整段階も上がってきたといえそうだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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