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田中将大は配球もメジャー流 楽天捕手が感じた“意図”「打者は嫌がると思う」

楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手は17日、沖縄・金武キャンプで5度目のブルペンに入り36球を投げ込んだ。いよいよ今季初の実戦登板となる20日の日本ハムとの練習試合(金武)で、メジャー7年間の経験値をプラスした“ニュー・マー君”の一端を披露する。

「キャッチャーもそうですが、投手陣全体にいい影響が出れば」

 特に太田が驚いたのは、田中将がブルペンで時おり「インハイ真っすぐ!」、「高めスライダー!」などと予告しながら、高めのストライクゾーンへ平然と投げ込んでくることだった。高めは長打を食らうリスクが高く、特に球速、球威の落ちる変化球を意図的に投げることは、投手にとっては勇気がいることで、わざわざブルペンで練習する投手は少ない。

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「そこへ投げる技術はあっても、試合ではあえてそこで勝負をしたがらない投手がほとんどです。普段やり慣れない冒険をして打たれたら悔いが残るので、やはり自信のある球で勝負したいというのが投手心理。僕らも理解できます」と太田は説明する。「そういった(高めを使う)考えを持ったこともなかった投手は、田中さんを見て変わるかもしれない。僕らキャッチャーもそうですが、投手陣全体にいい影響が出ればいいと思います」と語った。

 太田も試合で田中将とバッテリーを組むことを想定し、準備に余念がない。YouTubeで田中将のヤンキース時代の奪三振集などを繰り返し視聴。「メジャーの捕手の構えと僕の構えを比較しながら、田中さんに『こうした方がいいですか?』などと相談しています」と明かす。

 田中将1人が入ったことで、楽天投手陣全体の投球の幅が広がる可能性もある。キャッチャーとしても、田中将の“相方”の座はぜひとも確保したいところだろう。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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