根尾や石川昂より「早くレギュラーになる」 周囲も認める中日19歳外野手の可能性
“ポスト大島”が叫ばれる外野陣、ルーキー三好とともに台頭なるか
根尾だけでなく、2019年ドラフト1位の石川昂弥内野手や、オフに楽天・浅村栄斗内野手に弟子入りした大砲候補の石垣雅海内野手ら期待の若手野手は多い。ただ、内野陣はレギュラーが現状で固定されており、関係者の中には「もしかしたら、根尾や石川よりレギュラーを獲るのは早いかもしれない」と期待する声もある。
今年36歳を迎えるリードオフマンは衰えを知らないとはいえ、“ポスト大島”が叫ばれている外野陣。右翼には平田良介外野手がいるものの、昨季は不振や故障などで55試合出場にとどまった。今キャンプで存在感を見せているドラフト6位ルーキーの三好大倫外野手(JFE西日本)とともに、若手候補のひとりとして岡林は外野の一角をうかがうことになる。
打撃では同じ左打者の立浪和義・臨時打撃コーチ、走塁では荒木雅博・内野守備走塁コーチから手取り足取り指導を受け、スポンジのように吸収。対外試合の前に「結果も大事だが、走攻守、今やっていることを実戦でもできるようにしたい」と語っていた通り、積極果敢な姿を見せる。22日に19歳を迎えた伸び盛りが、竜のレギュラー争いを賑やかにするかもしれない。
(小西亮 / Ryo Konishi)