筒香嘉智、一塁併用プランに「練習してきた」 指揮官期待「去年より成長する」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

体重は変わらずも肉体に変化「すごく動きやすくなりました」

 レイズの筒香嘉智外野手が25日(日本時間26日)、スプリングトレーニング3日目を終えオンライン会見で取材に応じた。勝負の2年目に向け「体も心も順調、僕は目の前に起きている事に集中してチームの力になれる様に100%の力を出し切るだけ」と意気込みを口にした。

 移籍1年目の昨季は51試合に出場し打率.197、8本塁打24打点と本来の力を発揮できなかった。オフシーズンは肉体改造に着手したようで「まずは体をしっかり作る所から始めて、自分が去年試合に出て感じてたものがあったのでそれをクリアできる様にしました。去年と体重は一緒ですけど体は違うと言う感覚。すごく動きやすくなりました」と語った。

 キャッシュ監督からは一塁での起用も伝えられているが「日本でもやったことはありますし、オフシーズンでは一塁の練習はもちろんしてきました」と問題ない様子。自身の打撃については「アメリカに来て適応しないといけない事は野球以外もたくさんありますけど、自分のバッティングの中で変えてはいけない部分はあると思っています。そういう信念を持って取り組みたいと思います」と力を込めた。

 ルーキーイヤーは打撃面で苦しんだ筒香にキャッシュ監督は「彼は去年の自分の成績に対して悔しく思っている。彼は自分自身に厳しい、去年の成績に満足できていないのは頷ける」と、筒香の気持ちを代弁。日本を代表し米国でプレーする姿、熱意を感じているようで「その悔しさをバネにしている今年のヨシは去年より成長するだろう」と、今季の活躍を期待していた。

(Full-Count編集部)

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