大谷翔平、OP戦初登板で魔球スプリット MLB公式称賛「エリート級の動きだ」
大リーグ公式サイト「苦しんだ昨年と比べると、非常に大きな改善を見せた」
■エンゼルス 7-3 アスレチックス(オープン戦・日本時間6日・メサ)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦で今季初の実戦登板。最速100マイル(約160.9キロ)のフォーシーム、スプリットが冴え、1回2/3で5奪三振2四球、3安打1失点に抑えた。
大リーグ公式サイトは「オオタニが100マイルを投げ、三振を積み重ねた」とトップニュースで報じた。「二刀流のスター、ショウヘイ・オオタニは金曜日にエンゼルスが7-3で勝利した試合で、この春の力強いパフォーマンスを続けた。速球の制球は確かなもので、スプリットはエリート級の動きをした」と称賛。昨季は右前腕を故障して、わずか2登板。防御率37.80と本来の投球が出来なかった。「マウンド上で苦しんだ昨年と比べると、非常に大きな改善を見せた」と伝えた。
米放送局「CBSスポーツ」も大谷のオープン戦初登板に注目した。スライダーこそ安定しなかったものの、フォーシームが走り、スプリットは決め球となった。「パーフェクトであったとは言えないが、大部分で良かった。マウンドで極めて優れた才能を垣間見せた」と伝えた。
米メディア「ジ・アスレチック」は「重荷を感じさせないパフォーマンスをした。投球モーションはとても滑らか。制限で抑制させることなく、自信に満ちているように見えた。今の所、オオタニとエンゼルスとファンにとって、この春は物凄く楽しいものとなっている」と報じた。オープン戦初登板で、今季中の二刀流復活へ弾みを付けた。
(Full-Count編集部)