燕加入の内川聖一は「セなら普通に打つ」 元鷹コーチ、新天地での活躍に太鼓判
昨季出場機会なしの内川「パの速球投手には苦しい」
野手では通算2171安打を誇る内川聖一内野手が加入した。昨季はソフトバンクで出場機会に恵まれなかった38歳は、11年ぶりに復帰するセ・リーグで再び輝きを放てるのだろうか。
飯田氏は「技術は凄いものがある。セ・リーグなら普通に打つでしょう」と予測する。「近年はパの速球投手には苦しみましたが、変化球には対応できる。テクニックで何とかすると思います」。3日の巨人とのオープン戦(東京ドーム)では井納から本塁打。健在ぶりを示している。
杉村繁打撃コーチの存在も心強いという。横浜(現DeNA)時代に薫陶を受けた名伯楽とのコンビ再結成は内川に何をもたらすだろうか。「クセや弱点を分かっている人に改めて見てもらえる。信頼できる存在がいるのは間違いなくプラスになるでしょう」。
内川が加わることで、打線としても厚みが生まれそうだ。「5番、6番あたりに入ると相手は嫌でしょうね。4番・村上の負担も軽減されるのでないでしょうか。ただ、内川を含め、青木(39歳)、坂口(36歳)らベテラン選手は休みながら出場することになるでしょう」とも。一方で、今季から主将を務める山田哲人内野手には「試合に出続けてほしい」と希望した。
昨年オフの“FA戦線”では守護神の石山泰稚投手も残留した。FAによる主力流出を回避し、弱点とされる部分を補強したヤクルト。飯田氏は「うまくいけばAクラスも可能」と占っている。
(Full-Count編集部)