野手はたまったもんじゃない? クネクネ曲がる“ナックル化”した打球が「どんな魔法?」
ド軍ターナーの中前打、奇妙な打球の動きに投球分析家も注目
■ドジャース 9-2 インディアンス(オープン戦・日本時間13日・グッドイヤー)
ドジャースのジャスティン・ターナー内野手が12日(日本時間13日)のインディアンスとのオープン戦で放った一打が話題を呼んでいる。ナックルボールを思わせる不規則な変化を見せた打球に、ファンは「クレイジーな動き」と驚きを隠せなかった。
場面は6回無死一塁。インディアンス5番手カリンチャクと対峙したターナーは、真ん中に甘く入った5球目フォーシームを斬るように上から捉えると、痛烈な打球がセンターへと抜けていった。注目はその打球の軌道。右に左にくねくねと変化し、ナックルボールさながらの予測不能な動きを見せた。
この打球に「ピッチングニンジャ」の愛称でメジャーリーガーからもSNSでフォローされる投球分析家のロブ・フリードマン氏も反応。「ジャスティン・ターナー、ナックルボール」と題してターナーの打撃をツイッターに動画で公開すると、ファンは「ウィッフルボールみたい」「魅惑的」「これはどんな魔法?」「今まで見た中でNO1のナックルボール」と目を丸くした。投手の場合、意図的に無回転のボールを操るナックルボーラーはいるが、ターナーの打球も“魔球”を思わせる一打だった。