大谷翔平が「過大評価と考えるなら再検討を」 2打席連発を米メディアが称賛
ローレンゼンとの“二刀流対決”は大谷に軍配
■レッズ 7-3 エンゼルス(オープン戦・日本時間16日・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、レッズとのオープン戦に「2番・DH」でスタメン出場し、初回に2号ソロ、3回に3号ソロと2打席連発をマークした。2打席連発は、2018年8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、実に955日ぶり。二刀流完全復活に向けて順調な仕上がりを見せる姿に、米メディアも手放しで絶賛している。
レッズの“二刀流男”マイケル・ローレンゼン投手との対戦で、初回1死走者なしの第1打席はフルカウントから外角高めの球を強振。打球は左翼方向に高々と上がり、スタンド中段へのソロに。オープン戦6試合連続安打となった。さらに3回1死走者なしで迎えた第2打席でも左中間方向にアーチを叩き込み、11日(同12日)のジャイアンツ戦から出場2試合連続での複数安打もマーク。5回の3打席目は空振り三振で3打数2安打、2本塁打、2打点で打率.563となった。
衝撃の連弾を、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は、自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニに注目していない、もしくは彼が過大評価されていると考えているなら、その態度を検討し直したいと思う根拠が今春どんどん強まっている。もちろんまだ春の時点だが、それでも……」と投稿。復活への期待の高まりを記した。
さらに、同じく地元紙の「ロサンゼルス・タイムズ」でも「エンゼルスはレッズに敗れたものの、ショウヘイ・オオタニが2本塁打で逆方向へのパワーを見せつける」と報道。MLB公式サイトでは、この日はくしくも「二刀流対決」が実現したことに触れ「二刀流vs二刀流はオオタニの2本塁打で決着」との見出しで記事を掲載した。
(Full-Count編集部)