11アウトを全て奪三振! 台湾に現れたスーパー新人のデビュー登板が「想像を超えた」

味全ドラゴンズのルーキー徐若熙【写真:Getty Images】
味全ドラゴンズのルーキー徐若熙【写真:Getty Images】

味全ドラゴンズの徐若熙が与えた衝撃「このチェンジアップは世代最高級だ」

 台湾プロ野球(CPBL)に、驚異の新人右腕が現れた。田澤純一投手が所属する味全ドラゴンズのルーキー徐若熙投手は、17日の中信兄弟戦に先発して3回2/3を11奪三振。デビュー登板で奪ったアウトをすべて三振で記録するという離れ業をやってのけ、台湾国内外で話題を呼んでいる。

 現地の報道などによると、徐は初回を3者連続三振で滑り出すと、2回も2本の安打を許しながらアウトは三振で奪取。3回も打者をきりきり舞いさせ、4回に2死を奪った時点で降板した。62球に達し、当初予定の70球に近づいたためだといい、葉君璋監督は「私たちは彼を守るために必要なことはなんでもしなければならない。彼の健康はどんな記録よりもはるかに大事だ」と話したという。

 試合は4-0で味全が勝ち、徐はこの試合のMVPを獲得。WBSC(世界野球ソフトボール連盟)の公式サイトによると、最速は154キロを記録し、1試合で11三振を奪った最年少記録(20歳と136日)を樹立した。さらに、この勝利はチームにとっても大きな節目に。1999年に八百長問題で解散し、2019年の復活した球団は、今季から1軍に加盟して7819日ぶりの白星となった。

 徐は2019年に契約し、昨年キャリアで2度目となる骨棘の除去手術を受けた。デビュー登板を振り返り「コーチ陣の指導に従っただけです。このような結果は全く予想していませんでした。特にトレーナーとリハビリ・コンディショニングチームの皆さんに感謝の意を表したいと思います。怪我を越えてここに立つことができたのは皆さんのおかげです」と話したという。

 CPBLの公式ツイッターでは、11奪三振すべての瞬間を動画で公開。ファンからは「ファンタスティック! やるとは思っていたけど想像を遥かに超えてきた」「エグイ球投げるな」「いまだに理解できない」「このチェンジアップは世代最高級だ」などと称賛のコメントが続々。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で活動する米野球研究家のロブ・フリードマン氏も「非常に素晴らしいデビューだ」と注目していた。

【動画】11アウトを全て三振で奪った衝撃のデビュー登板

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