鷹柳田、2日後の開幕へ「ちょっとずつ試合モードになってきた」 16日に1軍合流

練習で汗を流すソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
練習で汗を流すソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

「とにかく試合に出たいという気持ち」

 ソフトバンクは24日、PayPayドームで全体練習を行った。キャンプをリハビリ組で過ごし、今月16日に1軍合流した柳田悠岐外野手は「ちょっとずつ試合のモードになってきている」などと現在の心境を語った。

 柳田が今年もソフトバンク打線の軸となることは間違いない。キャンプは両アキレス腱の不調でリハビリ組で過ごしたが、16日に合流してオープン戦5試合に出場した。成績は11打数4安打で打率.364。本塁打こそなかったがフルスイングは健在で、守備や走塁面でも脚の状態に問題がないことをアピールしてきた。

 ペナントレース開幕まであと2日。「ちょっとずつ試合のモードになってきている」と柳田。「試合に入ってからも修正するところはたくさんあると思う。試合をしながら修正点を早く見つけて、早く修正できるように」と、開幕後も常に進化を求めていくつもりだ。

 最初のオープン戦では4番を任された。「3番が慣れてはいるけど、出られれば何番でもいい」と、打順へのこだわりはない。「たくさん試合に出て、たくさん打席に立って、その中でなるべくたくさんのヒット、本塁打、打点を挙げていけたらいい。とにかく試合に出たいという気持ちです」。こだわるのは試合に出場し続けることだけだ。

 昨年は首の張りで1試合欠場したが、シーズンを通して打撃部門でリーグ上位に名を連ねた。「長いシーズンで何が起こるかわからないが、自分の体をしっかりとケアしながらコンディションを維持していきたい」と全試合出場も視野に入れる。

 最後に「公式戦になると気持ちも違うし、あとは結果がすべて。しっかり気持ちを入れて集中してやっていきます」と力強く答えた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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