揺らめく軌道「なんだこの変化」 バットに擦りもしない“魔術”チェンジアップ
摩訶不思議…「ウィッフルボールみたいな動きをする球」
■ブルワーズ 9-6 ドジャース(オープン戦・日本時間24日・フェニックス)
打者のタイミングを外し、勝負球としても有効なチェンジアップ。NPBでもかつて元阪神の井川慶氏や現巨人1軍投手コーチの杉内俊哉氏が使い手として打者を手玉に取ってきた。ストレートと同じ軌道でブレーキがかかるのがよくある軌道だが、ブルワーズのデビン・ウィリアムス投手は“揺らめく軌道”の1球を披露。規格外のチェンジアップに「なんだこの変化」「球界最高の球」などと驚きが寄せられている。
23日(日本時間24日)のドジャースとのオープン戦。6回無死一塁から2人の打者に投じたチェンジアップは、バットにかすりもしない異様な軌道を描いて捕手のミットに収まった。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家、ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターに動画を公開して注目した。
摩訶不思議な鋭いチェンジアップに、ファンも続々と反応。「2球目のは純粋にえげつない」「ウィッフルボールみたいな動きをする球を投げているね」「魔術」などとコメントが寄せられていた。