中日・根尾だけじゃない ロッテ・山口航輝ら開幕1軍を手にした高卒3年目世代

中日・根尾昂【写真:荒川祐史】
中日・根尾昂【写真:荒川祐史】

ロッテ・山口はオープン戦で4番を務め、オリ太田&ハム野村はレギュラー有力

 日本野球機構(NPB)は25日、あす26日の2021年シーズン開幕に向け、12球団の出場選手登録を公示。中日・根尾昂内野手が3年目にして初の1軍切符を手にした。昨年9勝を挙げた巨人・戸郷翔征投手を筆頭に有望選手が数多い高卒3年目世代。根尾の他にも今季のブレークが期待される選手が登録されている。

 ロッテは3人が出場選手登録された。2018年ドラフト1位・藤原恭大外野手は昨季26試合に出場。今季はさらなる飛躍が期待される。同4位の山口航輝外野手は昨季まで1軍経験はないが2軍で“英才教育”を受け、このオープン戦では4番に抜擢。2本塁打を放ってアピールした。同8位の土居豪人投手は191センチの長身。オープン戦6試合で6回1/3を無失点だった。

 同じパ・リーグではオリックスの太田椋内野手(2018年ドラフト1位)が正二塁手として期待されている。日本ハム・野村佑希内野手(同2位)は昨季3本塁打。正三塁手の最有力候補だ。

 セ・リーグでは巨人・戸郷(同6位)の存在が光る。次期エース候補は2桁勝利が期待されている。中日・根尾(同1位)は本職の遊撃手ではなく、外野での起用が見込まれる。打撃でどれだけアピールできるか。中日では石橋康太捕手(同4位)も名を連ねた。1年目に12試合に出場しており、レギュラーへの足掛かりを得られるか。

 この世代には他にも広島・小園海斗内野手(同1位)、日本ハム・吉田輝星投手(同1位)ら注目選手が数多い。2021年シーズンで誰が台頭してくるのか注目される。

(Full-Count編集部)

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