サイン間違い、乱調も好転 最速148キロ完封、天理・達に監督「できすぎのできすぎ」

追加点につながった2回の盗塁に「あれは達がサインを間違えて走った」

 第93回選抜高校野球大会は25日、第3試合で天理が4-0で健大高崎を下し、2008年以来となる8強進出を決めた。

 天理は初回、3番・内藤大翔内野手の適時打で1点を先制。2回には内野安打で出塁した達孝太投手が盗塁でチャンスを広げ、9番・政所蒼太捕手の適時打で追加点。7回には4番・瀬千晧外野手の2点適時打でリードを広げた。投げては先発したエース・達が6四球と制球に苦しみながらも2安打完封。自己最速を更新する148キロのストレートを軸に、健大高崎につけ入る隙を与えなかった。

 2回の達の盗塁について、中村良二監督は「正直に言うと、あれは達がサインを間違えて走りました。結果的にはうまいこといった。ピッチングでも2安打に抑えるなんて思ってもなかった。本当に理想というか、希望通りの展開。できすぎのできすぎのできすぎな試合です」と苦笑交じりに語った。

 健大高崎の強力打線を無失点に抑えた達も「実は健大高崎の1回戦の動画は1回しか見てないんです。自分の調子が悪くて見る余裕もなかった。配球は政所に任せました」と明かす。すべてがうまく回って舞い込んだ1勝。この先も勢いそのままに勝ち進めるか。

(佐藤佑輔 / Yusuke Sato)

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