DeNA三浦監督、エース今永の実戦復帰に笑顔「第1段階をクリア」
昨年10月に左肩手術した今永がイースタン巨人戦で実戦復帰
DeNAの三浦大輔監督は31日、昨年10月に左肩の手術を受けたエース・今永昇太投手の実戦復帰を喜んだ。イースタン・巨人戦(平塚)で今季初の実戦登板。2回2安打無失点に抑えた。「映像で見てました。久しぶりで多少力が入っていたが、無事に投げてくれて良かった。段階を踏んでいくが、その第1段階をクリアした。良かったなと思って見てました」と表情を緩めた。
今永は今春キャンプ2軍スタート。開幕こそ間に合わなかったものの、エース左腕は「プランBで5月ぐらいに上がれれば」と意欲を見せていた。三浦監督は「期限はこちらから言ってない。何日とも言っていない。(1軍昇格の)ゴーサインが出た時に考えます」と話すにとどめた。
チームは引き分けを挟んで開幕3連敗中。三浦監督は「立場は変わっているが、負けた悔しさは現役と同じ。また気持ち新たにやっていきたい」と表情を引き締めた。プロ初登板初先発のドラフト1位・入江大生投手(明大)へは「プロ初登板は一生に1回。チーム状況どうこうではなく、今日のことだけ考えて投球してもらいたい。どんどん向かっていってほしいなと思います」とエールを送った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)