打者を転倒させた幻惑の軌道が「気持ち悪い」 スーパー高校生のキレキレ変化球
死球を回避しようと打者は倒れこむも、それを嘲笑うかのようにボールは急激に変化
球が変化し過ぎたのか、それとも打者が大袈裟なのか……。米高校野球の投手が放った1球が、話題を呼んでいる。相手打者を豪快に転倒させる幻惑の変化球に、ファンは「違法だ」「裏技」と脱帽している。
フロリダ州の「ノースブロワード・プレパトリースクール」に通う高校生のジェイコブ・ゴンバーグ投手は、自身のインスタグラムに試合で投球した一場面を投稿。ゴンバーグの投じた1球は、内角高めに浮いたため、打者は頭部への直撃を回避しようと反射的に倒れこんだ。しかしベース手前で急激に変化し、打者を嘲笑うかのように捕手が構えるミットに収まり、審判の右手が上がった。
この1球を見て「あれは恥ずかしい」「この場面でなんと言うべきか……」と打者のリアクションが誇張していると捉えたファンもいれば、「気持ち悪い」「クレイジー」「スナイパー」「えぐい」と球の威力を絶賛する声も。NPBでは元ヤクルトの伊藤智仁氏のスライダーがいわゆる魔球の代表格となっているが、この1球を打席で体感した打者の目には、魔球に映ったのかもしれない。